お酒は胃腸に悪影響!胃腸炎や下痢の原因に?6つの対策も紹介

お酒で体調が悪い男性

 

お酒を飲んだ次の日、必ずと言っていいほど胃腸の調子が悪い人はいませんか?

 

「なんだか胃の調子が悪いな・・・」
「お腹が痛くてご飯が食べれない」
「毎回下痢になる」

 

この症状は胃腸からのサインです!
このサインを無視して、「少し良くなったからまた飲むぞ!」なんて繰り返していたら、胃腸炎や胃潰瘍の病気を引き起こしてしまうかもしれません。

 

このサイトでは、症状がでてしまった際の対処法や、胃腸を守る6つの対策などを紹介しています。
症状がでてる人は今すぐ対策を始めましょう!

 

@お酒の飲みすぎが胃に与える影響

 

「食前酒」という言葉を見てもわかるように、食事の前に飲む一口ほどのお酒は胃酸の分泌を促して食欲を誘う効果があります。
ですが、適量を超えたアルコールは胃にとっても悪影響があります。

 

まず、お酒をたくさん飲むと胃の粘膜を覆っている粘液がはがれ、そこにアルコールが直接浸透します。
また、胃には食べ物を溶かす強力な胃酸があるので、胃の粘膜をはがしてしまうとその胃酸自体も直接胃を攻撃してしまうのです。

 

アルコールと胃酸が胃壁に直接あたることで胃が炎症や出血を起こし、これが胃痛の原因となります。
また、アルコールは胃の運動機能も弱めてしまいます。

 

胃にはたくさんのアルコールや食べ物があるのに胃が働けないのでこれ以上アルコールの侵入を拒否しようとしてきます。
その結果、身体は嘔吐せざるおえなくなるのです。

 

Aお酒の飲みすぎが腸に与える影響

また、お酒の飲みすぎは腸にも悪影響を引き起こします。

 

大量のアルコールは小腸の粘膜を傷つけながら運ばれていくため、腸には大きな負担がかかります。

 

また、アルコールは胃で20%小腸で80%体内に吸収されていくので、大量のアルコールは腸に大きな負担をかけてしまうのです。
加えて、先にアルコールにより弱った胃で十分に分解されなかったアルコールや消化物が腸に流れ込んでくるため、余計に負担が増加するほか、悪玉細菌が異常に増えてしまいます。

 

さらにアルコールにより自律神経が刺激され、腸のぜんどう運動を活発に行います。
十分に消化しきれなかった食べ物・飲み物がそのまま体外へ排出されようとしていきます。

 

この悪玉細菌や腸の異常なぜんどう運動がおさけを飲みすぎたことによる下痢の原因となるわけです。

 

<胃痛・嘔吐・下痢>3つの対処法

 

では、いざ症状がでてしまった!という人のために、それぞれの症状に対する対処法をお伝えします!

 

お酒を飲んで胃が痛くなったときの対処法

 

 

消化の良いものをゆっくり食べる

胃が痛いからと何も食べないで胃を空っぽにしていると、胃液がさらに濃くなってしまい余計に胃を傷つけてしまいます。
食べたら余計痛くなりそうで怖いのもわかりますが、とにかく胃に負担のかかりにくい消化の良い食べ物を摂るようにしましょう。

 

消化が良く、胃壁を回復するために必要なたんぱく質が豊富に含まれているお勧めの食べ物としては卵、牛乳、大豆製品です。

 

ツボを押す

アルコールで胃の働きが低下してしまっているので、ツボを押すことで胃の活動を促進してあげるようにしましょう。

胃兪(いゆ)

背中にあるツボで、ウエストの一番くびれたところと背骨を結んだところの、それぞれ指2本分外にあるツボです。
一人では押しにくいので誰かに押してもらうか、テニスボールをあててその上に寝てぐりぐり優しく刺激してあげるのがいいです。

脾兪(ひゆ)

胃兪から指2本分上にあるツボです。
消化を助けるほか、便秘や下痢にも効果があります。胃兪と同時に同じ方法で刺激して上げると尚いいでしょう。

足三里(あしさんり)

ひざのお皿の下の外側のくぼみから指4本分下にあるツボです。
腹痛や下痢、嘔吐に効果があると言われています。3本の指で押しながらまわすように押すと効果があります。

胃薬をのむ

胃薬には様々な種類があるので、二日酔いが原因の胃痛には胃酸過多を抑える成分のみが配合されたものを選ぶようにしましょう。
飲んだ瞬間から胃がすぅーっとするような感覚になるので、幾分か気分がすっきりします。

右半身を下にして横になる

胃痛で横になるときは、胃の動きを一番妨げにくくするよう右半身を下にしてねるようにしましょう。
ただし、ものを食べた直後はすぐに横にならないように。1時間くらいは座って胃を動かしてから横になるようにしましょう。

 

お酒を飲んで嘔吐してしまったときの対処法

嘔吐

 

とにかく水を飲む

お酒を飲んで嘔吐しているときは、通常よりもかなり脱水状態であることが考えられます。
水分をたくさん摂り、とにかくアルコールを外に出してしまうことが大切です。
お水を飲んでまた吐きたくなっても、それはカラダがアルコールを外に出そうとしているサイン。
吐きたくなったらまた吐いて、また水分を摂るようにしましょう。また、脱水状態になっている場合はお水より吸収の早いスポーツドリンクをのむのもおすすめです。

グレープフルーツジュースを飲む

グレープフルーツには体内にあるアルコールを分解しやすくする効果があります。また、口当たりがすっきりするので口腔内の気持ち悪さもいくらかすっきりします。

梅干しを食べる

お酒で荒れた胃の粘膜を修復してくれる効果がある梅干し。気持ち悪くて食べずらいときは水かお湯に溶かして少しずつ飲むと水分補給もできて一石二鳥です。

おなかを温める

おなかを温めると肝機能が高まり、アルコールを分解しやすくしてくれます。

 

お酒を飲んで下痢をしてしまったときの対処法

下痢

 

水分を常温で摂る

ただでさえアルコールをたくさん飲むとカラダは脱水症状になりやすくなるのに、そのうえ下痢をしているとカラダの中の水分はどんどん失われていきます。
またおなかが痛くなってしまうかもしれませんが、とにかく水分をたくさん補給すること。
冷たい状態で飲むのではなく、必ず室温程度のものを飲むようにしましょう。
吸収の早いスポーツドリンクなどもおすすめです。

おなかを温める

嘔吐の場合もお腹を温めますが、下痢の場合でもお腹を温めるのは大事です。
お酒で大量に水分を摂った腸は冷え切ってしまって下痢の症状を加速させてしまいます。
おなかを温めて安静にすることが大切です。

消化に良いものを食べる

卵や大豆などのたんぱく質をとることで、傷ついた腸を回復してくれる効果があります。

下痢止めは使用しないこと

下痢はカラダが毒素を出そうとするサイン。それをお薬で止めてしまうことはよくありません。出すものはしっかり出して、毒素を体の中から追い出してやることが先決。それを止める下痢止めは二日酔いの場合服用しないようにしましょう。

 

お酒の飲み過ぎで起こる胃腸の病気

 

お酒好きの人たちには、耳が痛い話ですが、お酒の飲み過ぎによる病気について解説します。

 

@急性胃腸炎

大量のお酒を飲むとアルコールや胃酸が胃壁や腸壁を攻撃するようになるのがアルコール性の急性胃腸炎です。症状としては胸、胃が痛い、むかつき、胃が重い、カラダのだるさなどがあります。

A胃潰瘍・十二指腸潰瘍

アルコールなどで胃や十二指腸が攻撃されると、そこがひどく傷つき、時には出血するのがこの潰瘍です。激しい胃の痛みが症状として現れることもありますが、軽度の場合は空腹時に胃が痛む程度で気が付かない場合もあります。ひどくなると出血が多くなり、入院も余儀なくされる怖い病気です。

B吸収障害

腸の働きが弱くなることでカラダが本来取り込むべき様々な栄養素、特に脂肪の吸収を阻害してしまう病気です。特徴的な症状としては下痢、泥状便ですっぱいにおいがする脂肪便、体重減少、全身のだるさ、膨満感、浮腫、貧血、出血(血便)などがあげられます。

C小腸炎

アルコールによる急性腸炎から発生することがあるといわれています。症状としてはおへそ周りが痛い、おなかがごろごろする、下痢が続く、といった症状がみられます。

Dがん

胃腸炎や潰瘍を繰り返していると細胞がエラーを起こしてしまいます。これががんです。また、アルコールが分解されてできるアセトアルデヒドが発がん性を持っているとも考えられています。がんは発見が遅れると死につながる恐ろしい病気です。お酒を飲みすぎている人は定期的に診断することをお勧めします。

 

お酒から胃腸を守る!対策6選

 

病気の話しなどしましたが、そもそもお酒から胃腸を守るためには何をすればいいのか?

 

6つの対策があるんです!
お酒を飲む前にしっかり準備をしておきましょう。

 

1、空腹時の飲酒は厳禁

空腹時にお酒を飲むと、アルコールが急速に体内へ入ってくるため、胃があれやすくなってしまいます。また、肝臓がいきなりフルスロットルで働くため、アセトアルデヒドが増え、これも胃腸にとって毒素となってしまいます。お酒を飲む前は必ず少しでも何か胃の中に入れてから飲むようにしましょう。

2、牛乳やチーズなど、脂肪+たんぱく質をとっておく

昔は牛乳で胃に膜を張る、なんて言っていましたが、あまりそれは効果がないようです。ただ、チーズや牛乳のような脂肪とたんぱく質が多いものはアルコールの吸収をゆるやかにしてくれるのでおすすめです。

3、ウコンを飲む

コンビニで気軽に買えるウコンのドリンク。ウコンの中に入っているクルクミンという成分がアルコールの分解を促進する働きをしてくれます。
お勧めはズバリ「呑む前に飲む」こと。できれば飲酒の30分〜1時間くらい前に飲むのがおすすめでしょう。

4、ヨーグルトを食べて腸を整える

アルコールの80%は腸で吸収されます。なので普段よりヨーグルトを食べる習慣をつけて腸を健康にしておくのは二日酔い予防にとてもいいこと。一日だけ食べるのではなく、毎日食べる習慣をつけましょう。

5、胃腸薬や二日酔い防止用の医薬品を飲んでおく

いわゆる「呑む前に飲む!」などと謳っている市販の胃腸薬には胃を守る粘液の分泌を活発にして胃腸の調子を整えてくれる効果がありますし、
ヘパリーゼなどの二日酔い防止ドリンクには体内のアセトアルデヒドの代謝を促進してくれる成分がたくさん入っています。どちらがいいのかは一概には言えませんが、「今日はたくさん飲みそう」というときにはヘパリーゼを、胃腸が弱っているのに今日も飲み会…なんて時にはソルマックなどの胃腸薬系ドリンクを飲むのがいいでしょう。

6、オルニチンを取っておくこと

オルニチンとはシジミに含まれている成分のことで、肝臓の働きを活発にし、二日酔いを防止してくれる効果があります。胃腸が弱る原因の一つにアルコールがもたらす毒素「アセトアルデヒド」による悪さがありますので、オルニチンを飲んでおいて、二日酔いをしにくい状態にするのがいいでしょう。ただし、シジミから摂れるオルニチンは人が一日に必要な量には足りないので、サプリメントなどで補うのがいいですね。

 

TOPページでは、おすすめのオルニチンサプリを紹介しているのでぜひ見てみてくださいね!

 

>>管理人のおすすめオルニチンサプリTOP5!

 

おわりに

 

お酒は美味しいものですが、胃腸は知らない間にダメージを受けていることが分かったと思います。

 

お酒を飲んだ次の日は楽しんだ分、しっかりいたわってあげましょう。
胃腸のサインを無視して飲みすぎてしまうと、思いがけない病気にかかってしまう可能性も高くなってしまいます。

 

適度に、美味しくお酒は飲みましょうね!